35日雨の降る島「屋久島」
屋久島に旅行してきました。当然、屋久島と言えば世界遺産「縄文杉」を見に行くべきですが
ここは、釣りキチたち・・・「杉よりも釣りしてきたぜぇ」
わいるどだろぉ
スギちゃんばりに釣りしてきました。
縄文杉には会えなかったけど、ほかの屋久杉には会ってきたので後ほどレポートしますね。
屋久島の磯釣り
沖に見えるのが口永部島・・・ここに行ってもよかったなぁ
クチジロを目指すのが屋久島の釣りですが・・私は、底物をしないのでフカセ釣りメインです。
上物はこの時期と言えば・・「尾長グレ」
当然、自分の最高のタックルでここの尾長に勝負を挑みました。
最高に面白いファイトを味わいました・・・メインはコイツだけど
そんな中でも、パターンをつかんで引き出してきましたよ。
もしかしかしたら現地では「餌とり」サイズかもしれないが・・爆
永田港から出船
永田港から湊丸さんの船で風裏になる場所を探し 屋久島灯台付近のポイントへ
岡本 渡辺両氏を「ユル瀬」に下ろした
風が吹いたら瀬が動くと言われる磯なんで「ゆる瀬」です。と現地の人に言われたんですが・・大丈夫かな?
でも絶景な感じがしたので来たら相当大きなクチジロでしょう
ちなみに・・・
イシダイ釣り場です携帯はつながりません(=^▽^=)
私はもう少し船を走らせ西部道路の下当たり、磯の名前はわかりません
正面に大きなサラシがでていますが瀬が張り出しているので船長のススメあって右側から竿をだします
最近誰かが上がったのでしょう
すこぶる汚い
ゴミと魚の死体で悪臭がします
それを片付けしてから道具の準備をしましたo(^▽^)o
屋久島の尾長仕掛け
尾長が出るとのこと60を取りたいので
- 磯竿 浜島3号
- 道糸 4号
- ハリス4号
ウキはサラシがキツいのと潮が複雑ぽいので
黒魂R B
目印として マッチ棒でスタートしました
この仕掛けが私の釣りを大きく変えた「ゼロマッチ仕掛け」、ほんと仕掛けを流すのがわかりやすくてアタリがでる瞬間がわかるので楽しい仕掛けです。
屋久島で釣れる魚たち
さて、釣果はというと・・・
撒き餌をしても餌とりがでてこない
本命も当たりなし
なぜ?
ここで「ゼロマッチ仕掛け」が生きてきます。
マキエと仕掛けが同調出来ているかをマッチ棒が教えてくれます。
どう見ても、マキエよりもマッチ棒の入りが悪い・・・というか、入ってないな・・・
サラシが強すぎで上潮が滑って仕掛けが入りません(^_^;)(太仕掛けの性です)
しかたないのでサラシの影響が出にくい遠投で勝負してみます。実は、遠投釣法が苦手な私、仕掛けが入っているのかマキエが効いているのか確認する術が少ないからです。
それでも、少し遠投してサラシの先端に仕掛けを入れて道糸を持ち上げながら仕掛けを送りこむ(キモです)
数投目にウキがスーッとはいりました
なんだかわからないものが上がってきました。
カワハギと熱帯魚の相の子みたいでした
仕掛けが上手く入ると当たりが連発します。
名前のわからない魚ばかり
知ってる魚が強烈な突っ込みを見せてくれました
でかい
重い
突っ込み
上がってきたのは40センチクラス 外道だけど楽しい
このサンノジを釣ることでパターンを読みました・・・アタリは非常に渋いようです。全層掛かりしているにもかかわらずクチビル一枚掛かっているかどうか?
しばらく当たりがなくなり 海の様子がかわり サラシが大きくなってきたので高場から遠投して当たりを待ちます。
尾長は遅合わせでは上がらない
数投目に目印が一気に消し込み
糸がバリバリバリバリ
慌てて竿を起こして体制を立てるも
ふっと軽くなります
ハリスはスパッと切れていたので尾長かも(雑誌で読んだことがあるだけの知識で思い込むプラス思考のランカーハンター^^;
次も同じパターンで流します
今度は先手を取らせないように目印とウキが走る瞬間に全層合わせをいれます
強烈に引くので慌てて瀬のない方向に走らせ 巻き上げます
締め込み方がサンノジと明らかに違います 尾長か口太?
とりあえず竿のダメをふんだんに使い誘導します
ドラグが緩みゆっくり糸がでます。
姿が見えたのは 尾長グレ
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
かなり嬉しいo(^▽^)o
サイズはそこそこですがめちゃくちゃ強いグレでした
写真に魚を納めたらまた挑戦
なかなか上手くはいかず続きませんが根気よく仕掛けを流し撒き餌をすると
またあの突っ込みと走り サイズアップの茶グレでしたo(^-^)o
潮が緩み初めて仕掛けよりもサラシと風が強く道糸をヒッパリ落ちません
3Bの円錐ウキにこうかんして重りで落としますがこれでもダメ
逆に悪くなったように思い 休憩
そのあとも当たりはありましたが
ブダイやサンノジでした
このサンノジ。ビール500ml缶2本半はありました・・・ものすごいツッコミを見せてくれたし、3号の竿がここまでまがるのぉーと思った釣りができました。釣り堀のブリと同じくらい曲げてくれました。あと・・・60cmのタモ枠に一人で入れるのも苦労しました。一人釣行の辛さがここにあるのだなと思いましたね。
後で聞いた話ですが・・・サンノジって美味しくない魚だと思っていましたが・・・大きくなればなるほど美味しい魚らしく「タイだよ」って切り身で出してもわからないような魚だそうです。
一度、食べておけばよかったなと後悔しています。
当たりが頻繁にあった屋久島の釣り
なかなか来れる場所ではないのでやりきるつもりでしたが
かご釣りの仕掛けは上手く流すことが出来なかったのが心残りです
軽い仕掛けもいいですが悪条件になればなるほど固定 半誘導仕掛けを上手にできないと
釣りにならないことを再認識しました。
ピースこと平和拓也さんがjapan cupを制したときもきちっとしたタナ取りが勝負を分けたように
普段からタナを取れる仕掛けを考えたいと思いました。
また、松田稔名手が言っています。
魚が釣れてないときにいろいろやっても上手くならんけん、よー釣れてるときにあれこれして釣れない。釣れるパターンをやらな。上手くならん。
上手なひとほど釣れるときのいろいろたねしとーよ
たしかにそうだと思いました10時間釣りしていても釣れる時間帯はわずかです。何しても釣れる時こそ試してみる時かもしれません。
上手くなりたいなら数勝負。数の中から引き出しを増やさないとアカンですね。
手返しの速さも上手さですから
釣りは釣り人が決めるのではなく 自然が決めること
原則原理に従ってやるといいですね(*^-^)b
私の釣りもまだ発展途上です これからいろんなフィールドにあう引き出しを増やしていこうと思います
- 魚のいるところにエサをいれてやる
- そして食わす
- 上げる
名手はそんな感じと考えています
違うかもしれんけどね
でも パターンにはいれば当たる これは修正できるようになってきました。
まだ対応しきれない状況もありますがそれは数勝負と思っています。
頑張りましょう
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